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かえでだより 6月号

更新日:2021年2月14日

緑が喜んで笑っているように感じる5月も終わり、

梅雨の6月がやってきます。

私がいる窓からみえる垣根のマンサクが2本枯れかかっていました。

2週間ほど前でしょうか、もうだめかなと思いましたが、

まず水をあげてみました。

元気になるどころか、尚しおれたようにみえます。

もしかしたら根腐れかと思い、根の周りを掘り、風通しをよくしてみました。

1本はまだ巻いた赤い葉が少なかったので、すぐに勢いを取り戻しました。

もう1本の方は全く赤い葉が見えず、もうだめかもしれないと思いながら、

毎日様子を見るのが日課になっていました。

毎日見ていると、なんとなく少しずつ赤い葉が見えるようになってきたのです。


自然は人が手をかけることで生きてくると、シュタイナーは言っています。

この一連のことは、子ども達と重ね合わせると、ほんとに示唆に富んでるなと感じます。

適切な手助けと見守り。時期を逃せば、取り戻すのに時間がかかるかもしれないけど、

気持ちをかけ見守ることで、底から湧いてくる生命力。

毎日祈るように自然と対話するのは、子ども達と向き合うことと同じことだと

強く感じたことでした。


さて、親子行事をどうするか、まだ話し合いの途中です。

子ども達にとっても、お家の方にとっても、どうあったら良いのか、

考えようによっては、今までの保育を見直す良いきっかけになるのかなと感じます。

みんなで頭をひねっているところですので、もう少しお待ちください。

季節の変わり目は、何かと体にも心にも変調をもたらします。

どうぞ元気に過ごされますように。



園長 : 林 悦子

※このブログは、園長が保護者に毎月配布している「かえでだより」を あらためて掲載したものです。写真だけでは伝わらない一年を通した園の雰囲気や、 園長・職員の考え、想いなどを入園検討者の方や子育て中の皆様にもお伝えしていければと思います。

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