2月の声を聴くと辺りに明るい光を感じるようになります。
空にも空気にも子どもの表情や葉のない木にさえ、光が見えるような気がします。
2月はまた節分・立春と春を迎える行事が続きます。
節分は災いや悪霊を祓うという意味と、 春を迎え神に五穀豊穣を願って豆を供える方法として散供という意味が
あると聞いたことがあります。
楓でも春の神様が来るように豆を散供します。
楓の部屋から、庭、周辺まで大きな声で”鬼は外、福は内”と
言いながら豆を撒いていきます。 一年の行事の中で、私はこの豆まきが一番好きです。
毎年青空のひろがる晴れやかな日に、鬼は外、福は内と
唱えると本当に清々しく、これから始まる一年が明るく何があっても
大丈夫と思えるような予感に満たされます。
夜の豆まきとまた違った感覚を味わえる楓の豆まきに
いつも感謝の気持ちでいっぱいになります。
楓も風邪やインフルエンザが流行っています。
毒出しと思えばありがたい症状ですが、何はともあれ早めの養生で
元気に乗り越えたいですね。
園長 : 林 悦子
※このブログは、園長が保護者に毎月配布している「かえでだより」を あらためて掲載したものです。写真だけでは伝わらない一年を通した園の雰囲気や、 園長・職員の考え、想いなどを入園検討者の方や子育て中の皆様にもお伝えしていければと思います。
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