晩夏の暑さがいつのまにか過ぎ去り、今は風の心地よさに
心も撫でられているように感じ、おだやかな時のめぐりに感謝の気持ちが
わいてきます。このような時代にあって、何時どのように天災は来るかわかりませんが
自分の心内だけでも穏やかに来るべきものに備えていきたいものだと思ったことでした。
さて、先日太陽組さんの卒園旅行が無事終わりました。
「旅行気分も少なからず楽しめて、宮崎の代わりとなる海にも近く」ということで、
国東の宿をやっと見つけることができました。宿を出るとすぐに海、
水着に着替える間もなく、波打ち際で遊んだり、貝殻や流木を見つけたり、
砂の上に寝たお友達に砂をかぶせてみたり・・・。
三々五々くっついたり、離れたり、みんな一緒に集まったり、なんの抵抗もなく、
それこそ波のように自然でゆるい子ども達同士の繋がりは、
見ていて本当に心地よく、みんな大きくなったねと何度も思ったことでした。
その宿の看板料理はヒラメの唐揚げで、子ども達にはどうだろうかと思いましたが、
思いのほか好評でおいしいとよく食べていました。夜の浜辺の散歩も、翌日の道の駅の
アイスクリームも大神ファームも大満足のようでした。近い距離で体の負担も少なく、
思う存分楽しめた今回の旅は、コロナという状況の中でみつけた新しい卒園旅行の
形だったなと、話したことでした。
来年もお楽しみに。
園長 : 林 悦子
※このブログは、園長が保護者に毎月配布している「かえでだより」を あらためて掲載したものです。写真だけでは伝わらない一年を通した園の雰囲気や、 園長・職員の考え、想いなどを入園検討者の方や子育て中の皆様にもお伝えしていければと思います。
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